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健康と綺麗は違う時もある

 『パッと見が綺麗な髪』と『芯から健康な髪』

 この2つは、時に別モノだったりします。

 トリートメントの持続性が?とか言ってる段階で『健康な髪』ではありません。

 これは、皮膚も同じ事が言えます。

 『パッと見が綺麗な肌』と『本質的に健康な皮膚』は、別モノだったりもします。

 何はともあれ、生えたての髪が一番健康的で綺麗です。

 髪質改善という「擬似健康毛」をつくる施術が流行ってます。

 ※施術において「髪質改善」というキーワード自体がグレーです。

  商品など物販の世界では完全アウトです。

 私が髪のダメージに対応する時は「補修をする」という捉え方です。

 あくまでも「失った栄養を一時的に補う」と言う意味であって「健康な状態に戻す=修復」は、不可能です。※その様に表現する事も禁じられています。


 一方で「化粧品」は、皮膚の一番表面「角質」までしか作用しません。

 異物を追い出したりする細胞もあるくらいです。(ランゲルハンス細胞=皮膚など外界と接する部位に存在しており、病源体などを認識して周囲の細胞に情報を伝えからだを守る免疫システムの重要な役割。国立成育医療研究センター

 我々、美容師が知らないでは済まされない事です。皆様のために正しい事実を分かりやすく伝えていく義務があると考えています。

 私自身、日々のサロンワークにおいては生活必需品のシャンプーやトリートメント、化粧品など、その方の肌質や髪質、または体質に合わせたモノを処方すると言うくらいの責任感を持って提案しています。

 「ぱっと見綺麗」を求めるのか?

 「本質的健康」を求めるのか?

 それは、お客様の判断になります。

 しかし、それぞれがどう言う事なのか?ご理解頂くのは大切だと思います。


※ヘアケアの基本「シャンプー」「トリートメント」に関しても、いずれご説明します。

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