夏は、汗をかく事で体温を調整します。
その汗は、脱毛にも関係しています。
ただし、直接的な原因というより間接的な要因という感じですね。
では、解説していきます。
◼️そもそも汗は、「汗腺」から出ます。
その「汗腺」には、2種類あります。
・エクリン汗腺
・アポクリン腺(芳香腺の退化したもの)
の2種類です。
主に体温調節は、エクリン汗腺から出る汗が行います。
一方、アポクリン腺から分泌されるものには、動物性タンパク質や脂質、またリポフスチンという過酸化脂質や過酸化タンパク 質が変性してできた色素物質の一種(洋服の脇の下の黄ばみの原因)などが含まれます。
この汗は、2つの腺の違いや分泌量によっても「ph」や含有される内容成分が変わります。
夏場は、大量に汗をかきますが【そのまま放置】してしまうと、皮膚にいる『常在菌』のバランスが崩れて悪玉菌が増えます。
これが「皮膚疾患」を引き起こしヘアーサイクル(発毛期、成長期、退行期、休止期)に影響を及ぼします。
※成長期が短くなります。
毎晩のシャンプーとトリートメントはもちろん大切です。
更にもう一つ、対策をするならば「ドライシャンプー」を携帯してその場で処置をする事です。
洗い流さないシャンプーです。
汗を流すというより「悪玉菌を増やさない事」が目的です。
◼️結論
汗は、直接的な脱毛原因ではない。
しかし、間接的な要因となる。
季節や体質に合わせた正しい対策で、健やかな頭皮と毛髪を育みましょう。
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