波打ち際にまだいるの?
最終更新: 2020年7月18日
売上や利益というお魚を釣り上げたい!釣り上げ続けたい!
『どこにお魚がいるのかなぁ?』
と、目を凝らしていらっしゃる。
いつまでも波打ち際に居続ける。
撒餌は撒いている。
そこへ、小魚は多少寄ってくる。
でも、そこで終わり。
初めは、みんな波打ち際にいます。
でも、海水浴に行くと分かりますが、波打ち際に、お魚は滅多にいないんです。
異業種を見ると、飲食や土産もの屋さんなど、いわゆる門前の商いなどは、人の集うところに店を出す。
梁(やな)漁的な方式です。
これから、独自化を目指すならば…
①集める(❌)→集まる(⭕️)
集めるは、こっちの都合。
集まるは、あっちの都合。
あっちの都合で来た人は、あっちの都合だから再来店します。
こちらが、一人一人の【既存客】を依怙贔屓して、目の前のその人に徹底して向き合う事で、いつしか口コミとなり、自店に合った方を選んで紹介して下さいます。
(その時、お客様をふるいにかけましょう。こちらの【在り方】【スタンス】を曲げてまでお受けしては、信頼して下さっている他のお客様に失礼ですから。)
②かかりつけ医のカウンセリング
何かしらの不満や不服、または期待を持って、お店を変えるはずなので、お客様の声に時間をかけてしっかりと耳を傾け、医学的・薬学的・造形色彩心理学的な根拠のある、オンリーワンな明確な答えを引き出してあげましょう。
そして、できる事と出来ない事をはっきり伝えて、今後のプランを共有しましょう。
(サロンケアとホームケアの大切さも、具体的に伝えましょう)
③施術中の意味を伝える
今、何のために、何をやっていて、結果どうなるのか?を伝えながら施術しましょう。
また、その維持(ケア)のために、ホームケアは何をすればいいのかも伝えるといいでしょう。
④スタイリングは体験型で!
仕上げの仕方を、お客様にドライヤーなどを渡して【体験型】のスタイリングをしましょう。
その人なりの、アドバイスポイントが明確になり、何が苦手かが分かります。
⑤使用する商品は、かかりつけ医が決める
ホームケアの必要性を伝えたらなば、使って頂くシャンプーやトリートメントなどを処方しましょう。
(例えば、キュアフォースなど診断が必要で、有効的なものを使用すると良いでしょう)
何が必要かは、頭皮などの肌質・髪質が決め手ですので、診断した美容師が決めます。
何故か?もしっかりと伝えて【教育】しましょう。
また、経過観察が必要な事も、しっかり伝えましょう。
⑥次回予約に繋げる
今日の施術の賞美期限や経過観察の都合上、ご来店頂きたい次回の来店日をお伝えして、予約を入れて頂きます。
医師のよく言う『2週間後に診せに来て下さい』っいうやつです。
いかがでしたか?
【全ての人を喜ばせたい】
気持ちは、分かります。
でも、不可能です。
ですから、プロとしての裏付けのある診断と施術があり、それを曲げてまで素人のお客様に迎合するのは、論外です。
まして、『今日はいかかなさいますか?』って、素人のお客様に聞いて、どうするの?
まだまだ、コロナの後の【在り方】が模索している中で、今一度、見直してはいかがですか?