熱い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
夏のトラブル要因と言えば『紫外線』があります。
【その前に】
太陽から出ているものは、「赤外線」「可視光線」「紫外線A波(UVA)」「紫外線B波(UVB)」「紫外線C波(UVC)」があります。
※「紫外線C波(UVC)」は、オゾン層に吸収されて地上まで届きません。
・UVAは「真皮」に届き、「シワ」、「たるみ」の原因(PA)
・UVBは「表皮」に届き、「炎症」「シミ・ソバカス」の原因(SPF)
ご参考まで
さて本題です。
そもそも、紫外線で脱毛が起こるのか?
⚠️直接的な原因ではありません。
しかし、間接的な要因になります。
紫外線による皮膚の悪い変化を【光老化】と言います。
※ご存知の通り、皮膚における日焼けはメラニンを生成する事で皮膚を守る作用です。
また、メラニン色素を作る場所(メラノサイト)は、表皮(三層構造の皮膚の一番表面。外側から表皮、真皮、皮下組織)の基底層(表皮は四層構造。外側から角質層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底(きてい)層)
※因みに、化粧品は角質までしか作用してはいけません。
そもそも、紫外線が『毛根』に働きかけて「抜け毛」や「薄毛」を進行させるという事はありません。
【光老化】という頭皮の変化だけではなく、髪の主成分である「タンパク質の合成反応」を阻害するとも言われています。
実はこれが、毛髪の成長に大きく悪影響を及ぼします。
先ほども言いましたが、毛髪の主成分はケラチンと呼ばれる「タンパク質」です。
それが【光老化】の影響で「良質な毛髪」を育てることが難しくなる為、髪が抜けたり、細くなったり、そして髪が薄くなった様に見えてしまうという訳です。
対策としては・・・
・長時間紫外線に当たらない
◼️長時間、外にいなければならない時
①帽子や日傘を使う
②UVカットスプレーを使う
[使い方]
1.髪の毛を梳かす
2.スプレー缶をよく振る
3.頭部から10~20センチ程度離して使用する
4.再度髪の毛を梳かして馴染ませる
夜は、しっかりと肌質に合わせたシャンプーで洗い、髪質に合わせたトリートメントでホームケアをして下さいね。
それと、ちゃんと髪と頭皮を乾かして下さいね。
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