陥りやすいこんな罠に注意
最終更新: 2020年7月18日
■このブログは、まだマネジメントやマーケティングをあまり学んでいない方、もしくは、多少知ってはいるけれど使い方が分からない方に向けてのメッセージです。
経営の諸先輩方は、周知の事実が大半ですので、お手柔らかにお願い致します。
集客に悩んでいらっしゃる方は、たくさんいらっしゃると思います。
様々な知識を、(主にWEBで)学んでいる事と思います。
私は、私の経験でしかものを話せません。
ですので、あらゆる方に適合する話ではないかもしれません。
しかし今回は、【これだけは話しておかないといけない】という話をします。
以下の注意点は、勉強熱心で、真面目な方ほど陥りやすい事でもあります。
①学びすぎて動かない
これは、情報のオーバーインプットによる弊害です。
知識が断片的、且つ、量が多すぎて、頭の中で整理ができずに、何をどこからやっていいか分からず、結局『行動しない』
というものです。
よくありがちな、勉強会マニアと呼ばれる方々です。
勉強会に行っては『それ知ってる!』を繰り返す方々です。
幕末の志士「吉田松陰」は、こう述べています。
知行合一
【知って行わないのは、未だ知らない事と同じである】という意味です。
②ノウハウマニア
「ノウハウ」や「ハウトゥー」とは、誰が対象だか分かりますか?
それは、素人です。
ある見方をするならば、技術はプロでも経営者としては素人、という方もいらっしゃるかもしれません。
経営者の仕事は、多岐に渡りますが、特に必要なスキルは【マーケティング】とも言えます。
何故ならば、現場で売上を上げる収入は、あくまでも【労働者収入】だからです。
それは、肩輪でしかありません。
仮に、とても優れた大工道具があるとします。しかし、設計図がありません。
さて、家は建ちますか?
建ちませんよね。
道具の性能を磨くのは、大切です。
使い方も熟知しているでしょう。
しかし、肝心の設計図が無いと家は建たないのです。
大工さんが、ノウハウ本を見て貴方の家を建てていたら、不安じゃ無いですか?
それを、当たり前にやっていることになります。
【当たり前を疑う】=クリティカルシンキング
少し強い言葉になりましたが、事実、そういうことです。
流行りの商品やサービスには、寿命があります。
これを【プロダクトライフサイクル】と言います。
例えば…
・昔、ポケベルというのがありました。
当時、ポケベルが無くなると、誰も思っていなかったでしょう。
でも、「製造 流通 販売」業界ごとなくなりました。
いずれ、スマホも無くなると言われています。
これが、商品寿命【プロダクトライフサイクル】です。
ある特定のもの自体を主体にしていると、寿命と共に無くなります。
間違いなく無くなります。
しかし、【在り方】が主体になってると、髪と頭皮のメンテナンスなので、無くなりません。
大切なのは、小手先の「ハウトゥー」や「ノウハウ」ではなく、【在り方】です。
貴方でなくてはならない「モノコト」です。
その時々の流行りをどう使うか?
どう取り入れるか?
まずは、【設計図=在り方】を学びませんか?
お問い合わせ、おまちしておりますね。