お金とは…
1人サロンのオーナー様は、というか美容師さん達は高額な商品やサービスの提供に抵抗がある方が多いように思います。
理由は様々あるでしょうけど、1番はお金の勉強をしていないからだと思います。
考えても見ると、日本では小さい頃から義務教育という同じ背丈の枠の中で育ちます。
突出するのは、悪いことのような価値観が自然と育まれてきました。
それが、調和や総中流階級といった歩幅を合わせるサラリーマン養成所の機能を果たしてきました。
しかし、これからの時代は富裕層と貧困層の二極化が進むと言われています。
アメリカでの面白い実験をご紹介します。
■50m走をするのに何人かの人を横一列に並んで頂いて、いくつかの質問を繰り返します。
質問の条件に合った人は、その都度一歩前に進みます。
・生まれた時からマイカーがあった家の人
・自宅にパソコンがあった人
・借家ではなくマイホームがある人
・塾に通った人
・私立の学校へ進学した人
・両親が揃っていた人
など。
そうして、振り返るとバラバラの立ち位置になったそうです。
何が言いたいのかと言うと、【人生のスタートラインは同じでは無い】と言うことです。
ただし、それを嘆いていても何も変わりません。
スタートラインが前になった人との差を埋めて、いずれは追い越さなければなりません。
その為には、他の人が寝ている間に行動することだけです。
お金を稼ぐ為に自分の価値を上げて、その対価を受け取る。
受け取ったお金を、自分の価値を上げる為に投資して、さらに価値を上げ対価を受け取る。
何も後ろめたいことではありません。
社会のお役に立っている訳ですから。
私のお話をすると、こんな田舎のサロンでも出来るんだ!と感じていただけると思いますので、紹介します。
以前、親から引き継いだ状態は、うつ病を発症して失客して暇な店でした。
それはそれは大変でした。
勤め先からは、お客様を余り引き剥なかったんで。(オーナーに失礼だから)
カット¥3000
平均単価¥5000
最低売上/月¥150000
そんな店でした。
夜、バイトをして食い繋ぎました。
今は…
カット¥8000
平均単価¥20000
最高個人単価¥410000
最低売上/月¥800000
(めっちゃ暇な月でした。) 次回予約率も、95%です。
店販購入率85%です。
提供価値と価格が変われば、顧客も入れ替わります。
友達では無いので、入れ替わりは仕方ないです。
価値を感じてくださって、求めてご来店下さいます。
WEB集客を否定はしていません。
例えば、不味いラーメン屋が集客に注力して集めても、不味いラーメンを宣伝しているだけです。
だから、美味しいラーメンを作るのが先でしょ?と言っているだけです。
私も、SNS・HPなどWEBの体制は、ある程度整えています。
そこから、ご来店くださる方もいらっしゃいます。
しかし、ご紹介が圧倒的に多いです。
何なら、当店に通うのに憧れてくる方もいます。 仮に、貧困な家庭に生まれたのは貴方のせいではありません。
でも、家庭を持って妻子に貧乏な思いをさせているならば、間違いなく貴方のせいです。